植物愛好家の備忘録

植物の栽培から少しマニアックな知識まで扱います

カキの摘蕾

 カキが3品種(‘太秋’、‘富有’、‘次郎’)あるのですが、それの摘蕾をしました。‘太秋’は2015年の早春に定植し、‘富有’と‘次郎’は2019年2月15日に定植したものです。摘蕾は、字の通り、蕾を摘み取る作業で、蕾の数を制限することで、大きな実をならせることを目的としています。新梢の葉腋に1個ずつ蕾がつくので、1枝に5個前後の雌花がついていますが、1本の新梢に1個の雌花が残るように摘蕾しました。

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摘蕾前(‘富有’)

 

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摘蕾後(‘富有’)

 

 ちなみに、‘富有’と‘次郎’は雄花がつかなかったのですが、‘太秋’は雄花が結構たくさんついていました。本で調べると、‘太秋’は樹勢が弱くなると雄花がつきやすくなるようなので、昨年実をつけさせすぎたのが原因かもしれません。

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‘太秋’の雄花の蕾