植物愛好家の備忘録

植物の栽培から少しマニアックな知識まで扱います

サツマイモの収量調査

 2021年6月21日のブログ(サツマイモの苗の植え付け)で書いた、サツマイモの収穫をしました。

 シルクスイート’、‘クイックスイート’、‘ベニアズマ’、‘べにまさり’の4品種を、生分解性マルチの無し、有りの2条件で栽培し、収量に差が出るかを調査しました。調査結果が下の表です。

 

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サツマイモ4品種のマルチ有無による収量の比較

 全体的に見ると、マルチが有るとやや収量が上がるか、無しと同程度の結果になりました。品種別にみると、‘ベニアズマ’が収量が多かったです。昔から‘ベニアズマ’は収量が多いと思っていたので、裏付けられる結果になりました。

 ただ、ベニアズマは大きくなりすぎたり、条溝が目立ちやすかったりして、品質はあまり高くないという印象です。

 シルクスイートは味や食感も高く、収量もそれなりにあるので、近年人気の理由が分かった気がします。

 

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収穫前の畑の様子

 

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マルチ無しの畝(下側)、生分解性マルチ有りの畝(上側)
生分解性マルチなのですでにボロボロになっていました。

 

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‘クイックスイート’を半分掘りだした様子

 

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‘クイックスイート’