植物愛好家の備忘録

植物の栽培から少しマニアックな知識まで扱います

シャシャンボ種子の発芽と、ブルーベリー ‘ミスティー’の摘花

 2021年4月11日に播種しておいた、シャシャンボの種子が発芽してきました。シャシャンボは、ブルーベリーと同じツツジ科スノキ属の植物で日本にも自生しています。ブルーベリーは強い酸性土壌(pH4.5~5.0くらい)を好みますが、シャシャンボはブルーベリーほどは強い酸性を必要としないようなので、ブルーベリーの台木として有望と思い、種子を入手して播いてみました。直径1mm程度のかなり小さい種子で、発芽してきた芽もまだ小さい状態です。

 ちなみに、土はピートモス鹿沼土を1:1で混ぜ合わせたものを使用し、おそらく好光性種子だと思われたので、覆土はほんの気持ち程度にして、底面灌水にしていました。

 まだ完全に発芽したのはごくわずかなので、まだまだ気を抜けない状況です。

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シャシャンボの発芽

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シャシャンボの発芽(アップ)

 

 続けてブルーベリーの話で、栽培している‘ミスティー’の摘花を行いました。‘ミスティー’はサザンハイブッシュ系のブルーベリーなのですが、花つきが良すぎるのが困った点の品種です。花つき(実つき)が良すぎると、その年はたくさん収穫できても、木が弱って来年以降の生育に影響が出たり、場合によっては枯れてしまったりします。そこで、今年は思い切って大半の花を摘んでみました。

 もったいない気もしますが、もともと収穫する前に大半が鳥に食べられてしまうこともあり、あまり実を食べることを目的としていないので、今年は木の生育促進を優先することにしました。

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ブルーベリー ‘ミスティー’(摘花前)

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ブルーベリー ‘ミスティー’(摘花後)