植物愛好家の備忘録

植物の栽培から少しマニアックな知識まで扱います

アシタバ ‘理恵’の実

 昨年の春頃に植えたアシタバが結実しています。アシタバは伊豆諸島などが原産のセリ科の野菜で、独特の風味が特徴です。食べ慣れるとおいしいのですが、初めて食べる人にとってはちょっと癖があると思います。

 昨年、源生林あしたばという名前で売られていたアシタバを購入したのですが、アシタバとしては数少ない品種登録がされている品種で、登録名は‘理恵’というそうです。

 普通のアシタバより耐寒性が高いという性質があるそうですが、昨年は枯らせたくなかったので、ビニールでトンネルをしてしまったので、どれほどの耐寒性かは評価できませんでした。

 今年結実しなかった株(結実した株は枯れます)には保温をしないで耐寒性を調べてみようかと思っています。

 

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アシタバ ‘理恵’の葉

 

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アシタバ ‘理恵’の全体(5~6株ほどあります)



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アシタバ ‘理恵’の実

 

ニンニク ‘ニューホワイト六片’の発芽

 2021年9月19日にニンニク ‘ニューホワイト六片’の植え付けを行ったのですが、今日見てみるとほとんど発芽してきました。

 ニンニク6個を1片ずつばらばらにしたとこ合計28個になり、その28個を生分解性マルチを敷いた場所に、条間20cm、株間20cmで植え付けました。深さは鱗片の先端から地表面まで5cm程度にしました。

 

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ばらばらにする前のニンニク(2021年9月19日撮影)

 

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ばらばらにして28個の鱗片に分けた状態(2021年9月19日撮影)

 

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植え付け前のマルチの準備(2021年9月19日撮影)

 

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穴に鱗片を置いた様子(2021年9月19日撮影)

 

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覆土後の様子(2021年9月19日撮影)

 

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発芽が揃った状態:左側の縦の列がニンニク ‘ニューホワイト六片’(2021年10月9日撮影)

 

 ちなみに、一番下の写真の右側には、2021年9月12日(野菜(7種類)の播種 - 植物愛好家の備忘録)、9月23日(ダイコン、タマネギ、シュンギク、コマツナ、チンゲンサイ、カブ、ホウレンソウの発芽 - 植物愛好家の備忘録)にブログで紹介した野菜類の様子が写っています。下から3列目のコマツナチンゲンサイはもう収穫し始めました。

のらぼう菜の植え替えとカキ ‘太秋’の収穫

 今日はまず、9月12日にポットに播種していたのらぼう菜を、1ポットに1株ずつ植え替えました。

 いくつかの株には、虫に食べられた痕があったので、植え替えた後、農薬「トアロー水和剤CT」を1,000倍希釈で散布しました。「トアロー水和剤CT」は、BT剤の一種なので、心理的には他の殺虫剤よりも人への毒性を気にせず散布できます。

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植え替える前ののらぼう菜の苗

 

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1株ずつ植え替えた様子

 

 また、カキ ‘太秋’が色づいてきたので、1個だけ収穫しました。9月の終わりくらいから少しずつ収穫していますが、早期軟化の症状がでる実が一定数あり、どうしても早採りになってしまっています。

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カキ ‘太秋’の木

 

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木に着いた状態の、カキ ‘太秋’の実

 

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収穫した実

 

ダイコン、タマネギ、シュンギク、コマツナ、チンゲンサイ、カブ、ホウレンソウの発芽

 2021年9月12日に畑に播種した野菜類が、発芽しました。播種した品種は以下の通りです。

①ダイコン ‘耐病総太り’

②タマネギ ‘ネオアース’

シュンギク ‘さとゆたか’

コマツナ ‘夏楽天

チンゲンサイ ‘緑陽’

⑥カブ ‘金町小かぶ’

⑦ホウレンソウ ‘パレード’

 

 アブラナ科の①④⑤⑥と③のシュンギクは播種3日後くらいから発芽し始め、今日(9月23日)の段階では、本葉も展開していました。

 一番発芽が遅いのが②のタマネギ ‘ネオアース’で、今日の段階でも数本しか発芽していませんでした。

 

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2021年9月12日の播種直後の様子

 

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2021年9月23日の様子

 

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ダイコン ‘耐病総太り’(2021年9月23日撮影)

 

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シュンギク ‘さとゆたか’(2021年9月23日撮影)

 

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ホウレンソウ ‘パレード’(2021年9月23日撮影)

 

野菜(7種類)の播種

 今日、野菜の播種をしました。

①タマネギ ‘ネオアース’

コマツナ ‘夏楽天

チンゲンサイ ‘緑陽’

シュンギク ‘さとゆたか’

⑤カブ ‘金町小かぶ’

⑥ホウレンソウ ‘パレード

⑦ダイコン ‘耐病総太り’

の7種類です。

タマネギとダイコンはもう少し早く播きたかったんですが、天気の関係等もあって少し遅くなってしまいました。

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野菜を播種した場所



 

ミニトマトとトウモロコシの続報

 2021年4月24日のブログ(ミニトマト・カンキツの発芽と4/17播種のトウモロコシ)で書いた、ミニトマトとトウモロコシの続報です。

 ミニトマトは、前回のブログ時はいくつか双葉が出てきたばかりの状態でしたが、その後、ビニールポットに鉢上げして、6月5日頃に畑に定植しました。畑に定植してからどんどん生長して、花も咲いて実がつき始めています。

 ちなみに品種は‘CFプチぷよ’、‘CFプチぷよイエロー’、‘グリーンハニー’、‘イエローミミ’、‘甘っこ’の5種類です。

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畑に定植して1ヵ月近くたったミニトマト(2021年7月3日撮影)

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‘CFプチぷよ’の果実(2021年7月3日撮影)

 

 トウモロコシも、前回のブログに書いた時は発芽が始まったばかりでした。結局発芽率は4月4日に播種したものは特に良くなく、半分ほどしか発芽しなかったため、補植を行いました。今ようやく、最も早い果実が収穫適期に入ろうとしています。

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トウモロコシ ‘ピーター早生1号’(2021年7月3日撮影)

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果実の様子(2021年7月3日撮影)

 

 

サツマイモの苗の植え付け

 2021年5月23日のブログ(サツマイモの苗の到着)で書いた、サツマイモの苗を昨日(2021年6月20日)植え付けました。先週、ジャガイモを収穫した畑を耕耘し、幅40cmの畝を作って株間40cmで植え付けました。
 苗は、鉢に仮植えしていましたが、仮植え中に半分以上が枯れてしまう品種がありました。‘シルクスイート’と‘クイックスイート’は20本購入したうちの半分以上が腐り、8本程度になってしましました。しかし、‘ベニアズマ’と‘べにまさり’(3品種とは別日に到着)はほぼすべて生きていたので、‘シルクスイート’と‘クイックスイート’は病気にかかっていたのではと思います。

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シルクスイート’の苗

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シルクスイート’の枯れた苗のアップ

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ほぼ枯れが無かった‘ベニアズマ’の苗


 その根拠としては、‘シルクスイート’は送られてきた時点ですでに腐っている苗があり、一部分が腐っている苗は腐っていない部分を切り取って挿し木しましたが、発根することなく枯れてしまったからです(写真は撮り忘れました)。


 購入した時よりも本数は少なくなりましたが、‘シルクスイート’と‘クイックスイート’は8本、‘ベニアズマ’は10本、‘べにまさり’は20本を植え付けました。写真の通り、生分解性マルチを敷いた畝と敷かなかった畝の2畝に植え付けました。マルチの有無で収量が変わるかどうか調べたいと思っています。

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植え付けたあとの様子

 ちなみに写真の左側の方には、同じく昨日植え付けたゴーヤ、モロヘイヤ、オクラが写っています。